夏の現場を快適に!涼しさと通気性で選ぶ作業帽子

日本における産業構成割合をご存じでしょうか?2023年の調査結果によると、一番大きな割合を占める産業は「卸売業、小売業」(28.1%)、二番目は「製造業」(25.0%)となっています。
※出典:総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」、総務省・経済産業省「経済構造実態調査(産業横断調査)」
わたしたちの作業帽子を使用いただいているお客様は、主に「製造業」に属していらっしゃる方となります。日本の産業の1/4を担っている製造業。そして製造業においても、様々な産業があります。生産用機械器具製造、金属製品製造、輸送用機械器具製造、プラスチック製品製造、印刷業、食料品製造業、繊維工業、家具・装備品製造業、電気機械器具製造業、など、さらに細かく分類していけば数えきれない産業が含まれます。
それぞれの産業は、それぞれの作業現場があり、それはまた企業ごと、地域ごと、様々な条件で異なっています。
ただし、近年における気候変動によって、共通の悩みが生まれています。
それは「夏の暑さにどのように対処していくのか」という悩みです。
作業服や空調ウェアなど、ウェアについては機能性や快適性が重視された様々な商品が販売されるようになり、体を覆うものについては対策され始めています。
が、意外に忘れがちなのが、「頭部」の問題です。
作業現場で使用が義務付けられていることが多い帽子。
帽子を被っていて頭が蒸れるのは仕方ない、我慢するしかない。
そのような状況ではありませんか?
熱中症対策は、もはや「対策しなければならない」重要な問題です。
この記事では、夏の作業現場を快適にするため、おろそかになりがちな「頭部問題」を考えてまいります。
目次:
1.夏の作業現場の悩みとは
2.夏に最適な作業帽子の選びかた
3.おすすめ作業帽子紹介
4.さらに快適にする工夫
5.まとめ
1.夏の作業現場の悩みとは

近年の気候変動により、日本の夏はますます厳しくなっています。屋外作業の熱中症対策はもちろん重要ですが、屋内作業現場でも高温多湿の環境により熱中症リスクが高まっています。特に、工場・倉庫などでは、換気が十分でない場所や機械の発熱で室温が上がるケースも少なくありません。
そんな中、「帽子をかぶると暑い」「蒸れて不快」といった悩みを持つ作業者の方も多いのではないでしょうか?
こちらでは夏の作業現場で実際にお聞きするお悩みを3つご紹介します。
帽子の中が蒸れて不快
屋内でも高温多湿の環境では、帽子の内側に熱がこもりやすく、汗をかくとさらに蒸れてしまいます。
※こちらの記事もお役に立ちます。
髪型が崩れるのが嫌!頭のサイズに合う帽子がないからイヤ!解決しましょう!
長時間の着用で頭が疲れる
作業によっては、帽子を何時間もかぶり続ける必要があります。重たい帽子や締め付けが強い帽子だと、頭が疲れてしまいます。
熱中症リスクが高まる
高温の屋内環境では、適切な対策をしないと熱中症のリスクが上昇します。帽子によって体温調節がうまくいかなくなると、さらに危険です。
※厚生労働省の下記HPでは熱中症予防のための情報・資料が掲載されており、大変役に立ちます。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/
このような現場からのお悩みの声をそのままにしておくと、作業効率が下がるだけではなく、作業者の健康被害、職場からの離脱につながることも考えられます。
求人難、人件費高騰など、人手不足に関わる問題が、中小企業においては特に多く発生しています。2024年に「人手不足」が一因となった倒産は2013年以降で最多の289件(前年比81.7%)に達しました。
※引用:株式会社東京商工リサーチ HP
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1200923_1527.html
新たな人材確保のためだけではなく、現在一緒に働いている従業員の離脱を防ぐためにも、「現場からの声」は注意深く聞く必要があります。
では、そんな現場からの悩みに応えることが出来る、夏に最適な作業帽子とはどのようなものがあるのでしょうか?
2.夏に最適な作業帽子の選びかた

夏に最適な作業帽子の選びかたについて考えていきます。
夏場の屋内作業では、「通気性」と「吸汗速乾性」に優れた帽子を選ぶことが重要となります。こちらも含めて、作業帽子を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。
「通気性」に関しては、メッシュ素材を使用している作業帽子かどうかをチェックしてみましょう。
メッシュ素材を使用した作業帽子
メッシュ素材は、細かい穴が開いた通気性の高い生地のことを指します。作業帽子にメッシュ素材を使用することでムレを防ぎ、快適に作業できるという大きなメリットがあります。
●メッシュ素材の特徴
・通気性抜群
メッシュ生地は、繊維の隙間が大きく空気の流れを妨げないため、通常の生地よりも格段に通気性が高いです。暑い屋内・屋外作業でも、風が通り抜けやすく、熱がこもりにくいのが特徴です。
・軽量で快適
メッシュ生地は薄手で軽量なものが多く、作業帽子の一部に採用することで、着用時の負担を軽減できます。
・吸汗速乾との相性が良い
メッシュ素材は、吸汗速乾機能のある生地と組み合わせることで、汗をすばやく吸収し、効率的に乾かす効果を発揮します。
・通気性を活かしたデザインが可能
作業帽子では、メッシュ部分を適切な位置に配置することで、通気性を確保しながらデザイン性も損なわない工夫がされています。
●メッシュ素材の主な種類
・ポリエステルメッシュ(最も一般的)
・ナイロンメッシュ(耐久性に優れている)
・コットンメッシュ(肌触りが良い)
・ストレッチメッシュ(伸縮性がある)
帽子の側面や頭頂部にメッシュがあると、通気性が向上し、熱や湿気がこもりにくくなります。長時間かぶる帽子はムレやすいものです。特に頭部から額にかけては一番汗をかきやすい場所です。メッシュ素材=メッシュ孔があることで、通気性はもちろん、室内では空調の風を汗がかきやすい所に送り込む空気孔の役割を担います。
次に「吸汗速乾性」についてです。
吸汗速乾機能のある生地を使用した作業帽子
吸汗速乾(きゅうかんそっかん)機能を持つ生地は、汗をすばやく吸収し、素早く乾燥させる性能を持ちます。夏場の作業現場では汗によるムレやベタつきを防ぎ、快適な着用感を持続させるために重要な機能です。
●吸汗速乾生地の仕組み
吸汗速乾の生地は、主に以下の2つの働きによって機能します。
・「吸汗」…汗を素早く吸い取る
通常の綿素材などは、汗を吸収すると生地が湿ったままになりがちですが、吸汗速乾生地は水分を繊維の表面に拡散する構造になっています。これにより、肌が汗でベタつくのを防ぎます。
・「速乾」…拡散した水分を素早く蒸発させる
繊維の構造や特殊な加工により、水分が広がりやすくなり、空気と触れる面積が増えることで蒸発しやすくなります。これにより、生地がすぐに乾き、サラッとした状態をキープできます。
●吸汗速乾機能のある主な生地素材
・ポリエステル(速乾性に優れる)
・ナイロン(強度があり、乾きやすい)
・コットン×ポリエステルの混紡(吸水性と速乾性を両立)
・特殊加工素材(冷感・抗菌機能付き)
●吸汗速乾素材を使用した作業帽子のメリット
・ムレにくく快適
汗をかいてもすぐに乾くため、帽子の中がムレにくくなります。
・洗濯してもすぐ乾く
作業後に洗っても乾きやすいので、毎日清潔に使いやすい。
・汗染みができにくい
汗を素早く拡散するため、汗染みが目立ちにくい。
吸汗速乾機能のある帽子を選ぶことで、暑い季節の作業環境でも快適さを持続させることが可能になります。
軽い作業帽子
夏場の作業では、作業帽子の「軽さ」が快適性に大きく影響します。暑い環境で長時間作業をする場合、少しの重量差でも疲労度や集中力に違いが出るため、軽量な作業帽子を選ぶことが重要です。
●なぜ「軽さ」が重要になるのか?
・長時間での作業でも疲れにくい
作業帽子が重いと、首や肩、頭部に負担がかかりやすくなり、作業後の疲労感が増してしまいます。特に夏場は体力の消耗が激しいため、できるだけ軽量な作業帽子を選ぶことで、作業負担を軽減できます。
・肩こりを防ぐ
重たい作業帽子を長時間かぶると、無意識に首や肩の筋肉が緊張し、肩こりや頭痛の原因になることもあります。軽い作業帽子なら、負担が少なく快適に作業できます。
●軽い作業帽子を選ぶポイントとは?
・作業帽子を選ぶときに「重量」に注目
当たり前のことですが、商品詳細を確認するうえで意外にチェックされていない項目が「重量」です。今使用している作業帽子の重量を計測し、今後採用を検討している作業帽子との重量の差を確認しましょう。
・「素材」に注目
ポリエステルやナイロンは軽くて丈夫、通気性にも優れています。作業帽子の素材として何が使用されているのか確認しましょう。
・「形状」にも注目
作業帽子の庇部分が長い、厚みがある、などだとその分重くなります。庇部分が短いと視認性も高まり、かつ軽いため快適です。
軽量な作業帽子を選ぶことで、疲労が軽減され、作業のパフォーマンスを向上させることもできます。
3.おすすめ作業帽子紹介

ジュトクの作業帽子【涼】シリーズは、夏場の熱中症対策にも活用いただける、高機能な作業帽子です。また「庇が短い」「軽い」などの特徴もあります。
※下記の記事から、作業帽子【涼】シリーズについての詳細を確認いただけます。
作業帽子を変えると会社が変わる?
そんな作業帽子【涼】シリーズから、夏の作業現場を快適にする、おすすめ作業帽子をご紹介させていただきます。
●メッシュ素材をデザイン要素としても活用!

正面から後部まではしる流線型のメッシュがスタイリッシュ。
作業帽子では人気の二枚天型です。
●メッシュ部が大きく通気性よし!

作業帽子の定番として人気の丸天型。メッシュ部を大きく採用し、通気性を高めました。
●ヘルメットをかぶる程ではないけれど頭部の保護が必要な現場に。ヘルメットを被るより、頭部を涼しく保てます。

ありそうでなかったインナーメット付きの作業帽子です。こちらは頭頂部をメッシュ素材にすることで頭部に風が入り通気性をアップさせたモデルになります。ムレを軽減し快適な頭部保護を実現。ヘルメット(保護帽)の着用が義務付けられている現場ではないが、頭部保護のためヘルメットを着用している屋内作業の場などで、活用いただけます。
以上、夏の作業現場を快適にする、おすすめ作業帽子を3点ご紹介いたしました。上記以外にも様々な商品がございます。
下記ページから他の作業帽子もチェックいただけます。
https://sagyouboushi.com/
ぜひご覧ください。
4.さらに快適にする工夫

夏の現場に最適な作業帽子をご紹介させていただきました。
こちらでは、さらに快適にする工夫について考えてみます。
インナーキャップや汗取りバンドを活用する
帽子の中が蒸れるのを防ぐために、インナーキャップや汗取りバンドを併用するのも効果的です。
●インナーキャップ
吸汗速乾性に優れ、冷却効果のあるインナーキャップをかぶると、帽子の中のムレやベタつきを防げます。
●汗取りバンド(ヘッドバンド)
汗が目に入るのを防ぐとともに、額の汗を吸収して帽子の内側の蒸れを軽減できます。
こまめな休憩と水分補給を徹底する
快適な作業帽子を着用していても、屋内作業では熱中症のリスクを完全にゼロにはできません。以下のような対策も併せて実施しましょう。
●定期的な水分補給(経口補水液やスポーツドリンクが◎)
●休憩時に作業帽子を脱いで頭部をクールダウン
●作業場の換気をしっかり行う
●冷却グッズ(冷却スプレー・ネッククーラーなど)を活用
ふだん意識されていることだとは思いますが、たとえば各現場におけるチェックリストを作成し、確実に実施できているかどうかなどを確認してみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
夏の屋内作業現場では、帽子の蒸れや不快感が大きな問題になりますが、通気性・吸汗速乾性のある高機能な作業帽子を活用することで、快適に作業できるようになります。今回の記事では、夏に最適な作業帽子を選ぶ際のポイント、そしてジュトクの作業帽子【涼】シリーズからおすすめ商品をご紹介させていただきました。
夏の環境はますます過酷になってきています。また、人手不足対策としても現場環境を快適にしていくことは大切です。
作業帽子.comでは、快適な夏用作業帽子を多数取り扱っています。ぜひ、皆さまの作業環境に合った作業帽子をお探しください。そして安全に、快適に作業を進めていきましょう。
日本の作業現場を快適にしたい、そうすることで皆さまの課題解決のお役に立ちたい、そんな想いを持ち、作業帽子を制作しております。
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