作業現場における暑さ対策を頭から考えました
毎年のように各地で暑さの記録が更新されています。作業現場はますます過酷となり、各企業にとって対策は急務となっています。そんな作業現場における暑さ対策に私たちは「頭」から向き合っています。
作業現場における暑さ対策は急務
2024年は最高気温35度を超える猛暑日となった地点数が全国10273カ所となり、これまでの記録を大幅更新しました。6月~8月における東京の猛暑日は19日(平年差+14.5日)、大阪は35日(平年差+21.3日)、名古屋ではなんと39日(平年差+24.7日)という結果でした。
出典:気象庁
https://www.data.jma.go.jp/stats/stat/202415/tem_ctg_days_202415.html
ただ今後も、2024年のような状況が普通の状況になることも否定できないという調査結果も出ています。
猛暑日日数の予測
東京 | 大阪 | 名古屋 | |
2050年頃 | 17日 | 39日 | 31日 |
2100年頃 | 44日 | 74j日 | 64日 |
(温室効果ガス(CO2)排出の削減が進まないと仮定したシナリオであるRCP8.5でウェザーニューズ気候テックチームが解析した結果)
出典:ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/202409/260235/
記録的な暑さだった2024年のような状況が毎年のように私たちを襲う、そんな未来も予測していかないといけません。
もちろん、脱炭素社会を目指し、現状を改善していく活動も必要と考えます。
ただし現在は待ったなしの状態で、
作業現場はますます過酷となり、各企業にとって対策は急務です。
従業員の健康面を考慮した作業環境の構築は、
人材確保のためにも必須ではないでしょうか。
私たちが快適な作業帽子を作ることを目指した理由
私たちは日本の作業現場を快適にしたいという思いのもと、快適な作業帽子を開発してきました。
それはこのような疑問を持ったことが始まりでした。
製造業はじめ、作業現場で働く皆さまが身に着ける作業服。
作業服については、素材やデザイン、快適さなどを重視され、数多くの選択肢がございます。
また昨今は空調ウェアなど、熱中症対策として活用できる製品も増えています。
しかし、「頭部」についてはいかがでしょうか?
帽子について、ふだん皆さまはお考えになることございますでしょうか?
なぜか多くの方が帽子についてあまり気にかけていません。
しかし、今お使いの帽子にご不満がある方は多くいらっしゃいます。
「蒸し暑い」「被っていて重い」「視認性が悪い」など・・・。
そんな不満を「我慢するしかないもの」と受け入れてしまう。
それはなぜななのでしょうか。
私たちはその理由を「機能性の高い作業帽子」が世の中に少ないからではないか、と考えました。
作業現場で働く方たちにとって
帽子は、
1日8時間、週40時間、月約160時間、年約2000時間。
1日の1/3の時間、被るものです。
働く人にとって使いやすく、日本の作業現場を快適にしたい。
そんなコンセプトのもと、私たちは作業帽子【涼】を作りました。