ぶつける瞬間、頭を守る!標準帽子に安全をプラス”ヒヤリガード”~緑十字展2025in大阪・近畿 モニター結果によるお客様の声を一挙公開~

2025年9月に緑十字展2025in大阪・近畿に出展させていただき、そこで【職場に潜むヒヤリ・ハットから頭を守れ 製造現場の「滑る」「転ぶ」「ぶつける」に備える作業帽子】をテーマとして、いくつかの作業帽子を展示いたしました。
また、【無料モニター募集!先着20社ヒヤリハット対策帽子を職場でお試し】と題しまして、モニター様を募集させていただきましたところ、多くの企業様にご参加いただきました。
※詳細は下記ページからご覧いただけます。
職場に潜むヒヤリ・ハットから頭を守れ 製造現場の「滑る」「転ぶ」「ぶつける」に備える作業帽子
この記事では、そのモニター結果によるお客様の声を一挙公開させていただきます。
第一弾として「ぶつける瞬間、頭を守る!標準帽子に安全をプラス”ヒヤリガード”」についてのお客様の声をご紹介いたします。
目次:
1.ヒヤリガードについて
2.モニター10社様によるアンケート結果
3.まとめ
1.ヒヤリガードについて

ヒヤリガードは「心地よいかぶり心地」も確保した上で、安全面を強化した帽子として私たちが開発した安全用作業帽子です。
ヒヤリハット事例として多く挙げられている「頭部をぶつける」ことへの対策として使っていただければ、そのような思いをカタチにしました。
下記のような特徴がございます。

帽子天面部分から後頭部部分にかけて、ウレタン素材+プラスチック素材を組み合わせており、保護力を上げております。
●ヒヤリガードの保護力検証
棒状鋭利物に対する突刺抵抗性評価 突刺抵抗性試験(JIS T 8051)を行いました。
【試験方法】
1.試験片を試験装置の固定リングに取り付ける
2.先端の尖った棒状鋭利物(試験錘)を100mm/分の速度で、試験片を突刺す
3.突刺すのに要した最大値を突刺強さとする
試験の結果、ヒヤリガードの突刺抵抗性は123Nでした。
(試験:一般財団法人カケンテストセンター 2025年8月7日)
比較材料とした標準帽子(ジュトク製品を使用)は39Nでしたので、ヒヤリガードは標準帽子に比べて、約3倍の突刺し強さがあることが証明されています。
【製品情報】
ヒヤリガード
素材:ポリエステル、その他
重量:約70g
サイズ:M、L、LL
カラー:ネイビー、グレー、ベージュ
商品詳細は下記からご覧いただけます。
https://sagyouboushi.com/hiyarigard/
このヒヤリガードのモニターに10社様のご協力をいただきました。次トピックより、10社様よりいただいたご意見をご紹介していきます。
2.モニター10社様によるアンケート結果

モニター10社様、それぞれの作業現場でヒヤリガードをご使用いただきました。10社様の業種は様々となりますが、製造業の方が多く占めております。
各社様、共通の質問内容へご回答いただいております。その質問の中からいくつかをピックアップし、ご紹介していきます。
※ご回答内容が読者様に伝わりやすくなるよう、モニター10社様からいただいたご回答を一部修正して掲載しております。ご了承ください。
質問:ヒヤリガードのどこに魅力を感じてモニター参加いただきましたか?
A社様
「軽作業従事者の負担軽減につながると考えました」
B社様
「帽子とインナーキャップが一体になったような形状に、私たちが探していたものがここにあった!と直感したので」
C社様
「商品の軽さ」
D社様
「短いツバ クッション性」
E社様
「軽量、通気性、視界度」
F社様
「軽さ、通気性」
H社様
「短いつば・通気性」
I社様
「熱中症対策に向けた通気性の良い帽子、ヘルメットが不要な職場環境において頭部を守れる帽子という部分」
J社様
「通気性と軽量性に魅力を感じたため」
質問:現在、貴社の頭部保護の状況を教えてください
| モニター | ヘルメット | 保護帽子(インナーキャップ・インナーメットなどを使用中) | 作業帽子 | 無帽 |
| A社様 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| B社様 | 〇 | 〇 | ||
| C社様 | 〇 | |||
| D社様 | 〇 | |||
| E社様 | 〇 | 〇 | ||
| F社様 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| G社様 | 〇 | |||
| H社様 | 〇 | |||
| I社様 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| J社様 | 〇 | 〇 |
質問:現状どのような課題がありこのヒヤリガードを試そうと思いましたか?
A社様
「作業帽子と保護帽子の統一が出来ると良いかと考えました」
B社様
「現在は作業帽子にインナーキャップを装着して使っているが、装着時の感触が悪い、その上にヘルメットをかぶると違和感、セッティングの煩わしさ、夏場の汗が気になる、といった使用者からの意見があったから」
C社様
「以前から防災用に頭部保護アイテムを検討していたから」
D社様
「品質面 安全性の考慮のため」
E社様
「ヘルメット、保護帽子を使用しているが軽量化、通気性、視界度の改善をしたかった」
F社様
「インナーメットでは汗がたまりやすいため」
G社様
「現在使用中の作業帽子よりも暑熱対策している帽子を探していた。つばが短いことで現在の帽子よりどのくらい視認性が良くなるのか試してみたかった」
H社様
「既存の帽子を使用しているが、インナーヘルメットとの装着性と、通気性が悪く熱中症の危惧があるため」
I社様
「熱中症対策のため、通気性の良い帽子を探していた、また頭部の保護も行えるとのことでモニターに参加した」
J社様
「ヘルメットの代わりやインナーヘルメットをなくして快適性がUPするのかどうか知りたかった」
質問:今回、ヒヤリガードをどのような業務・作業内容で、どういった期間・環境で使用したか教えてください。
A社様
「品質管理、検査室での製品検査業務、5日間(8時間/日)、25℃」
C社様
「倉庫での原料の入出庫、パレットに積まれたケースの出し入れ 倉庫内での作業、3日間(8時間/日)、32℃」
D社様
「機械オペレーター、修理や軽作業・見回り、9/16~10/17(3時間/日) 28℃」
E社様
「管理、事務所以外での作業全般、7日間(3時間/日)、最高気温32℃」
F社様
「物品の運搬・現場への移動・設備保全、3日間(3時間/日)、31℃」
G社様
「構内での新車回送・新車の納整前作業、10日間 各日30℃越え 外での作業」
I社様
「部品梱包作業・工場内清掃作業、テーブル上で部品を梱包する作業(上部ライトへの頭部保護)・倉庫内の道具を整理する作業(ラックに対する頭部保護)、1週間(8時間/1日)、最高気温24℃(クーラー設置作業エリア)」
J社様
「現場での作業や野外での軽作業、3日間(3時間程度/日) 20℃前後」
質問:ヒヤリガードの良かった点、気に入った点は何ですか?
A社様
「頭部保護は充分にOK」
B社様
「インナーキャップと比べて軽い。下を向いても落ちない。メッシュ加工のため、通気性がよい(頭が蒸れにくい)。帽子のツバが短いので、上方の視界が良好」
C社様
「通気性」
D社様
「頭に物が落ちても痛くなかった」
E社様
「通気性、軽量、視界ともに良好」
F社様
「軽くて通気性が良い」
G社様
「フィット感、通気性」
H社様
「軽くて、通気性が良い、フィット感も良かった。」
I社様
「軽量で通気性が良く、ゴム部の締め付けもちょうど良いため、被りやすい。鋭角な部分に頭をぶつける際は災害防止に繋がると感じた」
J社様
「通気性や軽量性」
以上、モニター様のアンケートより抜粋させていただきました。
モニター時ではサイズは1種類のみとして展開しておりましたが、「大きいサイズが欲しい」「女性には今のサイズでは大きすぎる」などのお声をいただきましたので、サイズを3種類の展開とさせていただきました。
モニター協力いただきました企業様、ありがとうございました。
※頂戴したモニター時の写真をいくつかご紹介いたします。

3.まとめ
ヒヤリガードは標準帽子(作業時に被り続ける必要がある帽子)に安全面をプラスして、現場のヒヤリハット対策に貢献をしたい、そのような思いで作り上げた帽子となります。緑十字展では多くの皆さま、とくに安全委員会に属しているような品質担当者の皆さまに「こういうアイテムを探していた!」とお喜びいただけました。
モニター10社様のご意見をもとに、改良を加えて正式発売となります。ぜひ一度お手に取っていただき、そして被っていただき、お試しください。
日本の作業現場を快適にしたい、そうすることで皆さまの課題解決のお役に立ちたい、そんな想いを持ち、作業帽子を制作しております。
お困りごとなどございましたら、ぜひご相談いただければと思います。
お問い合わせはこちらまで。
