おでこからの汗、どうしてる?”見えないストレス”をなくしたい!ー製造現場のちょっとした困りごとから考えた汗止め機能付きの頼れる作業帽子ー

「作業中に汗が目に入って困った」「帽子の中が蒸れて集中できない」「メガネが曇って見えにくい」・・・。
製造業の現場では、このような声は珍しくありません。夏場など高温環境での作業は特に、頭や額からの汗が作業効率や安全性に直結する問題になります。汗のかきかたには個人差もありますが、現場での根本的な対策は大変重要になります。
今回の記事では、実際に汗に悩む作業者の声を出発点として、「なぜ汗が出るのか」「何が困っているのか」「どのように解決できるのか」をご説明していきます。そして、作業帽子.comで取扱いしております、汗止め機能付き作業帽子もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次:
1.汗に悩む現場作業者の声
2.製造現場で「頭や額に汗」が出る典型的なシチュエーションとは?
3.頭部から汗が出やすい理由とその影響
4.汗止め機能付き作業帽子があると何がよい?
5.作業帽子導入時のチェックポイントとおすすめ帽子ご紹介
6.まとめ

1.汗に悩む現場作業者の声

私たちのお客様からお聞きした「現場で上がる“汗の悩みの声”」をご紹介します。

●夏場は額から汗が止まらなくなる。目に汗が入って痛くて作業を中断することもある。
●ヘルメットを被っているけれど、中が毎回びしょびしょになる。ヘルメットを乾かす時間も手間もかかって大変。
●汗でメガネが曇り、検査作業が本当にやりづらい。
●汗を拭くためにしょっちゅう手が止まる。無意識だけど作業効率は下がっていると思う。
●マスクの中まで汗が伝わってきて、不快感が限界。

作業帽子.comを運営しているジュトクの製造工場で働く2名にも汗の悩みについて聞いてみました。

製造部男性社員(全体管理・荷受け・発送等も担当)
「一定の場で作業しているときは大丈夫なのですが、場所を移動しながら製品を運んだりしていると汗が気になってきます。いままではメガネをかけていましたが、耳のところからメガネのテンプル(つる)に汗がつたって、レンズのところにも汗がつき、不快感がありました。そのためコンタクトレンズに変えたのですが、汗が目に入ると痛いし、一長一短ですね。また帽子をかぶっているときは気づいていなくても、帽子を脱ぐと内部が汗で濡れていて、あ、汗をかいていたんだな、とそこで初めて気づくこともありました。汗をかくことで帽子内部が蒸れて、疲労度が増してしまうこともあると思うので気をつけたいですね。」

製造部女性社員(印刷担当)
「印刷を担当しています。夏場はスポットクーラーを使っていますが、印刷箇所を乾燥させるためドライヤーを常時使いながらの作業です。そうなると暑さがスポットクーラーの効果を越えてしまい、かなり暑くなります。私はメガネをかけていますが、メガネが曇ったり、鼻あての部分に汗がたまったりします。ただ印刷をするために常に手を動かす必要もあるため、汗をぬぐうこともできません。」


このような悩みは、特に製造業の夏場、熱源が近く、空調が不十分な現場においては一般的なものです。
しかし、これらは作業者本人の我慢だけではどうにもならない問題です。
身に着けるものの工夫によって、根本的な軽減策を見つける必要がある、とても重要な課題ではないでしょうか。

2.製造現場で「頭や額に汗」が出る典型的なシチュエーションとは?

企業として汗に対する対策を考えていくうえで、まずは製造現場において「頭や額に汗」が出る状況というものはどのような場合が多いのか、考えていきます。

●高温・熱源の近くでの作業
溶接、鋳造、加熱処理、焼成工程などでは、各設備からの放熱が体に影響を与えます。頭部に一気に熱が伝わり、汗が噴き出します。

プレスをする工程などでも同様の状況が発生する場合があります。プレス機自体から熱が放出されていなくても、近い場所で熱を放出する機械を使っていると、その熱が届いてきます。

筆者はお客様の現場に足を運ばせていただくことが多いですが、実際にそのような場所を目にしております。
プレス機の下に上半身をくぐらせて入り、物をセットする、または清掃する、という場合も多く、頭を守るために以前はヘルメットを使っていた、ということでしたが、暑さで汗が気になってしまうということで、ヘルメットより涼しく被ることが出来て、かつ頭も保護することができるわたしたちの作業帽子をお選びいただきました。

※ご使用いただいている帽子
【涼】セーフティー~safety~
https://sagyouboushi.com/safety/


●精密作業・検査工程
集中が必要な工程では、額から汗が垂れることで視界が遮られて作業が止まってしまうことがあります。頻繁に起こるとかなりのストレスが作業者にかかり、作業効率も下がってしまいます。

製造業以外でも「検品」は重要な工程です。倉庫業、印刷業、など。
印刷業のお客様から、作業帽子.comの帽子のお問合せをいただくことが多いです。
毛髪落下防止の機能も考えた下記お帽子が人気です。

Newセミフード型作業帽子
https://sagyouboushi.com/new-semi-hood-type/


●空調が届かない、効かない屋内・屋外現場
天井が高く空調が効きにくい大型工場、天井はあるが密閉空間ではない倉庫、炉などを使っているため空調を効かせることができない特殊な現場、夏場の屋外作業など、気を付けないといけない箇所が多いです。全身が汗ばみますし、帽子やヘルメットを被っている場合は、頭部が蒸れやすくなります。

ヘルメット内部を涼しくする「あるようでなかったアイテム」ブリーズダクトが昨年2025年から注目を集めています。
下記の記事をぜひお読みください。

夏のヘルメットは暑すぎる!ファン付きヘルメットは使いたくない!そんなときに
https://sagyouboushi.com/helmets-hot-in-summer/


上記以外にも、様々なシチュエーションが考えられます。まずは貴社の現場で想定される「汗をかきやすい状況」をピックアップし、そこからその状況で働いている方の意見をヒアリングする、という流れで対策を進めていきましょう。

現場で働く人のリアルな意見を収集することで、対策することの重要性、対策の方向性が見えてきます。
安全衛生委員会の議題として取り上げることもおすすめです。

3.頭部から汗が出やすい理由とその影響

人間は体温調節のために汗をかく動物です。逆に言えば汗を大量にかくことができない動物は体温調節を自らの体で行うことが難しく、行動に制限もかかってしまうということです。
つまりは汗をかくことはとても大切であり、人間が様々な環境で適切に行動をし続けるために備わった機能でもあります。

下記のサイトで分かりやすく説明されておりましたので、参考にさせていただきました。
https://www.kao.co.jp/8×4/lab/article01/

そのような中、頭部や額から汗が出やすい理由は何なのでしょうか?
それは、頭部は特に血管が多く、また脳は高温に弱いため、暑くなると脳を守るために
汗をかく(熱を逃す)とされています。

帽子やヘルメットを被ることで、熱は余計にこもりやすくなりますので、そのような場合、額や頭皮部分に集中して汗が出ます。

前述の通り、汗をかくこと、それ自体は人間が活動するうえで正常な反応です。
しかし、多量な汗が作業に影響を与えるという事実も見逃せません。

たとえば、汗は視界・集中力・作業精度に影響を与えます。
汗が額から流れると、目に入って痛みを感じたり、メガネが曇ったりします。さらにそのことで気を取られ集中が切れてしまい、ミスが起こるリスクも増加します。

また、衛生面・品質面への波及も考えられます。
汗が機器や製品に落ちてしまうと、電子部品や食品関連のラインでは重大な品質リスクにつながります。
汗は「作業者個人の悩み」にとどまらず、「企業のリスク」でもあります。

では、どのような対策を考えていくとよいのでしょうか?
ひとつには「汗止め機能付き作業帽子」を使用することが考えられます。

4.汗止め機能付き作業帽子があると何がよい?

汗止め機能つき作業帽子とは、どのようなものを指すのでしょうか?
一般的に、通常の帽子であっても額部分に汗止めがついているものが多いです。
ただ、使用されている素材は様々で、中には機能性が低いものもあります。

そういった場合でも後付けで対応できるよう、汗止め部分だけを別途購入して、自分で帽子に付けて使用する、ということもできます。

ただし、適切な方法で付けていかないと、作業中にズレてしまい、逆に不快感が増すということも考えられます。
ですので、帽子自体に適切な汗止め機能が最初から付いているものを使用することをおすすめします。

では、そういった汗止め機能付き作業帽子を選ぶことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

●吸汗・速乾素材で汗をすぐ処理してくれる
帽子の内側、額部分に高機能が吸汗素材を使用することで、頭から流れてくる汗をしっかり受け止め、乾かしてくれいます。この機能によって、不快感や流れ落ちてくる汗を大幅に減らすことが期待できます。

●作業中の帽子ズレを防止してくれる
帽子内の適切な位置に汗止めが縫製されていることで、帽子がズレにくくなります。長時間装着しても蒸れにくく、快適な状態を維持することができます。

●洗濯・清潔管理がしやすい設計になっている
汗止め部分も含め、メーカー側で適切に選択した素材は、耐久性にも優れます。日々の洗濯にも耐えられるため、毎日使用しても衛生的に保てます。
(作業帽子.comでご紹介している作業帽子は、手洗いでの選択を推奨しております。ご注意ください。)

このように、汗止めについても考えられた作業帽子をお探しになり、活用いただくことで、より作業現場が快適になっていきます。

5.作業帽子導入時のチェックポイントとおすすめ帽子ご紹介

汗止め付き作業帽子を選ぶときには、下記のポイントを意識して選定することをお勧めします。

●吸汗・速乾性に優れているか
●額部分(汗止め部分)のフィット感が高いか
●洗濯・衛生管理がしやすい設計か
●軽量でズレにくい設計か
●現場の作業環境(温度・湿度)に適応できるか

作業帽子.comでご紹介している作業帽子は、すべてにおいて「吸汗速乾性」「通気性」「清潔性」に配慮した高機能素材を使用しています。
現場で使っていただく方に、本当に使いやすい、快適だ、と思っていただける作業帽子を開発・ご提供しています。

汗止め部分については、汗じみ対応の素材を採用し、汗をかいても蒸れにくく、不快さをおさえる仕様となっています。

また汗をかいても早く乾くよう、外側からの空気を取り込めるよう、メッシュ素材を様々な場所で使用しています。
帽子内部の蒸れをおさえて、快適に、長時間かぶっていただけます。

参考に、【涼】二枚天 作業帽子の画像をご紹介します。

人気No.1のスタイリッシュな二枚天型の帽子です。
汗止め部分もしっかり内蔵してありますし、両側面から後面に渡る大き目のメッシュにより外側からの風が帽子内に入ってきますので、頭部を快適にし、汗をおさえてくれます。

製品の紹介は、下記からご覧ください。
【涼】二枚天 作業帽子
https://sagyouboushi.com/workcap-nimaiten/

6.まとめ

製造現場での「汗」の悩みは、単なる不快感の問題だけでなく、集中力・安全・品質・効率といった様々な要素に影響を及ぼす、現場の隠れた課題です。
その課題解決にあたり、作業者の肌に直接触れることになる作業帽子に出来ることは意外と多く、「汗止め機能のある作業帽子」を導入していくことで、それらの課題の解決につながる、または作業者の悩みを軽減していくことにつながります。

わたしたちは、こうした作業現場のリアルなお悩みに寄り添った高機能な作業帽子を開発してまいりました。結果、日本全国の皆様から多くのお問合せをいただき、とくに製造業のお客様から高い評価をいただいております。

ぜひ、現場の快適性と生産性向上の活動として、汗止め付き作業帽子の導入をご検討されてはいかがでしょうか?

またわたしたちは、体を覆う全てのもの(ウェアなど)を取扱いしております。熱中症対策アイテムについてもぜひご相談ください。

日本の作業現場を快適にしたい、そうすることで皆さまの課題解決のお役に立ちたい、そんな想いを持ち、作業帽子を制作しております。
お困りごとなどございましたら、ぜひご相談いただければと思います。
お問い合わせはこちらまで。

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